好みではなく、全体の調和がインテリアには大切

2011.12.24

好きな色や好みの家具で揃えると大変なことになります。親友(手芸クラフトアーティスト)の家にお邪魔すると、数十万はするのではないかと思われる英国のアンティーク調の美しい飾り棚、ディナー用の大きな丸テーブルとイスなどどれも西洋の歴史を思わせる重厚なアンティーク家具が揃えられている。多分一つ一つ何年も憧れて吟味しやっと入手したものだと思う。しかし残念なのは、立派過ぎる英国調家具は重すぎて全体の調和が取れていない、その背景に、古いマンションで、天井が低いこと、ベージュのスティール製の普通の玄関ドアー、キッチン・ダイニングはよく見られるP−タイルの床、後ろの部屋へは襖の仕切り。

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この自宅マンションで大好きな高級家具に囲まれて生活したいという気持ちはよく理解できるが(イギリスに住んだ経験あり)環境がそぐわない。しかし、これは彼女の部屋に対する好みではなく、家具に対する強い思い入れなので、私は助言できない。というのは、ファッションや宝石の好みと同じように家具を選ぶという感性なので高級家具に囲まれて幸せなのだと思う。インテリアというものは全体の色調や家具のフォルムのバランスが部屋にしっくり収まるべきで、何よりも毎日生活するのだから快適に気分よく過ごせるものでなくてはならないと痛感している。因みに私はある時期北欧のファブリックに魅せられ、カーテンやブラインド、ソフゼカバーやクッションのすべてを採用したことがありました。ある時仕事から帰ってきても全く憩えないことに気づき、赤やブルーの色調がいらいらさせることに気づき、直ぐ薄いグリーンにすべて変えた事があった。色も形も気にならない空間と自分が一体になれるようなインテリアが一番だと思っています。




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