当然ながら、老人室の条件はこのそれぞれのタイプによって異なる。位置については、昼間は居間などで過ごし、老人室は単なる寝室(一体型同居)というのであれば、二階でもよい。ただしトイレは二階に必要である。専用設備については、老人室でお茶を飲んだり接客したりするようになれば(分離型同居)、キチネットが欲しくなる。立派な座敷という老人室のイメージを変えることも重要である。老人室は第一に寝室である。狭くともベッドのおけるスペースと、そことは視覚の遮れる活動のスペースが欲しい。
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活動スペースは介護者の就寝にも使えるだろう。相互型同居(これは老化が進んだときにも対応しやすいタイプである)ではそのスペースを居間とも連続させて、ベッドスペースとの間の有効な緩衝空間とするとよい。そして、このような老人室は老人ホームの居室にも相応しい。