難点は、大規模な開発には広い、広い土地を必要とすることです。そのためには、今まで家一軒なかった山を切り崩したり、畑や田んぼを整地しないことには、広い土地を手に入れることはできません。この結果、大型造成地の住宅はどうしても通勤圈から遠く離れた郊外になりがちだという欠点があります。そして、郊外になればなるほど、家と土地をセットにした一戸当たりの単価を安くしなければ売れません。それには土地を小さく区切って総金額を安くするしかないのです。
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新開発地区の物件を見ると土地が四〇〜五〇坪、家も三〇坪以下がほとんどだというのは、こうした理由によるものです。いまならこの坪数でも開に合うかもしれませんが、将来一部屋建て増ししようかという段になると、建ぺい率や斜線制限がネックとなって増築不能というケースも少なくありません。もし将来の増築計画をお持ちなら、狭い土地の多い開発地域よりも、もう少し広い中古つきの物件を探したほうが結果的にはお得でしょう。