ある地方で若手の出世頭と言われる建設省の地方事務所長が栄転で東京の本省へ行くことになった。だが、この所長には現地妻とも言うべきクラブホステスの彼女がいて、この彼女との手切れ金をあるゼネコンが負担したという噂が流れた。一千万とも二千万とも言われたこの金が、次にこのゼネコンが受注した公共事業のゼネコンの利益から清算されたであろうとは間違いない。公共工事は金がかかりすぎるという批判があるが、まともな形では経済性を追求しようがない請け負う側の立場はどうなるのだろうか。
[参考サイト]
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公共工事に金がかかるのではない。役所の代理請負だから金がかかるのである。民間の工事を受注する場合と、公共工事の場合の違いは、民間だと請負とはいっても設計から施工までトータルしたビジネスだから全工程の中で利潤の追求が可能だが、公共工事ではそうはいかない。建設業者にこの工事で幾ら利益があるのか、計算された上での発注であることが特徴なのだ。いろいろと注目されているゼネコンの問題点とやらも、この点を抜きにしては語れないはずである。