もし愛犬の話で、犬について設計士が知らないことがあれば教えてあげましょう。すると、設計士はヒントを得て工夫するはずです。たとえば、「天気がいいので、散歩のときに走り回って、すぐに家が汚れてしまうのです」という相談があれば、「玄関クローゼットを土間にしておいて、そこに水回りをつくりましょう。そうすれば帰ればすぐに体を洗えますし、もし粗相しても水で洗い流せます」などというアイデアもすぐに出てくるのです。
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そして、打ち合わせの中で、設計士とアイデアを共有し、「共同設計」になっていきます。そんな関係が一番よいのです。自分でよその現場を見たり、家を建てた先輩からいろいろ聞いたり、そうやって見聞した内容を「この設計はどう思いますか?」などと正直に問いかけてみるのです。そうすれば、設計上は「それはやめておいた方がいいです」「誤解ですよ。木は木のよさがあるし、鉄骨は鉄骨のよさがあるのです」などと、丁寧に教えてもらえるはずです。